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八坂神社の舞殿と南楼門News

令和6年11月22日 崇敬会

令和の祇園感神院 復元事業について

「令和の祇園感神院」復元事業

八坂神社は古来、御祭神に素戔嗚尊をはじめとする日本神話の神々をはじめ、異国の神である牛頭天王や龍神などの神々や仏たちが習合して、都に流行る疫病や天変地異を鎮め祈りの精舎「祇園感神院」として永く信仰されてまいりました。

しかし千年余り続いたその祇園信仰は明治の宗教改革(神仏分離)により、神社の名は感神院から八坂神社へ改称され、御祭神であった牛頭天王や龍神、そして仏たちは祀ることが許されず、更には龍神が棲まう本殿下の池「龍穴」までもが封印されたのでした。こうしてかつての祇園信仰の一切が時代の流れとともにその姿を消すこととなったのです。

かくして平成から令和へと御代が改まったその年の暮れ、世界には再び新たな疫病が流行りました。この疫病は私たちの生活を大きく制限し、疫病消除の祭礼である祇園祭までもが様々な変化を余儀なくされました。

このままでは八坂神社が八坂神社でなくなり、祇園祭が祇園祭でなくなる時が来るのかと危惧されたその時、当社本殿が国宝に、境内外の摂末社・建造物二十六棟が重要文化財に指定され、新たな歴史を刻むこととなりました。

能登半島地震をはじめとする自然災害、未だ先の見えない戦争や紛争、天災と人災に心を痛める日々に神仏の導きを決めるべく折りの原点に立ち返り、かつての祇園感神院時代の信仰を復元して、新たな一歩を踏み出してまいりたいと存じます。

八坂神社 第二十二代宮司野村明義

 

 

 

令和の祇園感神院復元事業 支援金申込のご案内

申込方法 一口 5,000円

申込方法 お電話、ご来社にてお願いいたします

八坂神社社務所 TEL 075-561-6155

待  遇

1、十一面観世音菩薩像(御本殿北側外陣)へ御芳名を奉奠し、日々の安寧と弥栄を祈念。

2、龍穴詣りなど、期間限定特別拝観のご招待。

3、宮司特別講座のご招待。(随時開催)

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